BRAND DESIGN | 2021年の、Mr. & Ms. Cat
Written by TAN
/ Architect, Creative Director, CEO
January 7, 2021
建築家の山之内淡です。
2021年、新年あけましておめでとうございます!
2020年の振り返りを、昨年末の記事では書かせていただきました。
* まだの方は、“ BRAND STORY | Mr. & Ms. Cat の1年を振り返る。” を是非ご覧ください
今回の記事では、2021年の Mr. & Ms. Cat について書かせていただこうと思います。
THE HOUSE のすべての建築プロセスを、オンラインコンテンツとしてお届け
以前に一度書かせていただいた内容なのですが、
2021年は、愛猫とともに暮らす愛猫家のための住まい “THE HOUSE” の建築に着手します。
家づくりは、多くの方にとって、一生で一度の大きな買い物になるにも関わらず…
はじめての方にとって、難しいことがあまりに多いのが現実かと思います。
そこで、Mr. & Ms. Cat では、“THE HOUSE” の1棟目の「すべての建築に関するプロセス」を、クリアなかたちにし、無料のオンラインコンテンツとして公開します。
具体的には…
敷地探し。敷地の購入申込と実際の不動産購入。各種住宅ローンの検討と申込。建築設計を進めていく過程。各種行政への申請。建築費用の見積りと契約。建設現場の様子。建築現場のコントロールについて。実際に竣工して住み始めた感想等々。
こうした内容を、眺めているだけでもワクワクするようなかたちにデザインをし、Mr. & Ms. Cat の website上で、愛猫家の皆さんに向けて無料公開します。
これらのプロセスは、普段、自分が建築家としてお施主さんとともに歩む過程なのですが…
主要な項目を書き出すだけでも、不動産と建築設計・監理と建築施工と、3つの分野にまたがっていますし、内容も多岐に渡りますよね…。
専門性が非常に高い内容ばかりのため、わかりにくくなってしまうのもある程度は仕方のないことかなあ…とは思います。
しかしながら、インターネットを上手く活用し、
多くの方がオンライン環境で長く時間を過ごしているであろう、現在の状況にフィットするかたちで、
可能な限り「家づくり」「住まいづくり」をわかりやすくしていきたい!と、私たちは考えています。
THE HOUSE の1棟目は、鎌倉の自邸
「すべての建築プロセスを公開する」とはいえ、家づくりは、個人情報のかたまりです。
情報を公開するのは、やはり、自分たちの家の情報であるべきだと考えました。
ちょうど自邸を建てたいなあ…と考えていたタイミングでもあったので、
自邸を “THE HOUSE” の事例第一号として建築 & 発表することを決定しました。
現在、敷地探しの真っ只中です!
建築する場所は、いろいろと悩みに悩んだのですが…
自分たちのライフスタイルにフィットする場所を選びたいと考えているので、東京都心から少し離れた鎌倉エリアに絞り、敷地探しを目下進めています。
Mr. & Ms. Cat の米国進出
まだ詳細は書けないのですが、Mr. & Ms. Cat のCFOを務めているYukiが、2021年の夏から、米国のLAに渡ることになりました。
本人自身の大きなキャリアアップであるのと同時に、Mr. & Ms. Cat の米国進出が具体的になることでもあります。
Mr. & Ms. Cat のInstagramをはじめて、まだ100人もフォロワーさんがいない状態だったにも関わらず、DMから連絡をしたら丁寧な返事をいただき、
快く The Meowseum にもご参加いただいた Nala Cat さんも、実はLA在住の愛猫家です。
* https://www.instagram.com/nala_cat/?hl=ja
* 世界No.1の400万人以上のフォロワーをもつLA在住の愛猫家
* Mr. & Ms. Cat 主催、愛猫のオンライン肖像画展 “The Meowseum” はこちら
日々、各国の愛猫家の方々のInstagramを見ていて、「わー、この人5匹も飼ってるんだ!」「え…鳥とウサギと犬と猫が仲良く一緒に暮らしてる…」「この国では、こんな猫との暮らし方をするんだ…!」などなど、驚かされます。
本当に、猫(もちろん、他の動物たちも含めて)を愛する気持ちは、国境を越えるものなのだなあ…と感じます。
馴染み深い日本の愛猫家の方に、喜んでいただくことにしっかりと励みつつ、
世界の愛猫家の方にも、Mr. & Ms. Cat を好きになっていただけるよう、
2021年は、LAの地からも、チャレンジをしていきたいと思っています!
依然として大変な状況は続いていますが…
2021年が、皆さんにとって実り多き1年でありますように。
本年も、Mr. & Ms. Cat を、どうぞよろしくお願いいたします。
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