2020年8月に誕生した、愛猫家のためのライフスタイルD2Cブランド 「Mr. & Ms. Cat」 の創業者がそれぞれの視点から綴る、ブランドストーリー。
Mr. & Ms. Cat の建築家・クリエイティブディレクターが、韓国発のアイウェアD2Cブランド GENTLE MONSTERについて紹介する記事です。

Written by YUKI / CFO   November 15, 2020     皆さんこんにちは。 2020年も11月中旬に差し掛かり、街は既にクリスマスの装いですね。 毎年クリスマスに近所のケーキ屋さんで買う小さなホールケーキを楽しみにしていたのですが、今年は娘のためにキャラクターのケーキをオーダーしようか、なんて考えています。 ケーキ代も馬鹿にならない今日この頃ですが、娘の笑顔はいつでもプライスレスです。   さて、そんなわけで今回はモノのお値段について少し書いてみたいと思います。   こちらはたまたま見つけた一昨日のニュースですが、韓国の人気アイドルグループBTSが出演する年末のコンサートについて、彼らの出演時間が分からないことや、約27,500円という高額のチケット価格に納得が行かないファンたちがボイコットを表明しているそうです。 https://sportsseoulweb.jp/star_topic/id=20357   またこちらは別のニュースですが、今週発売された人気ブランドのジル・サンダーとユニクロのコラボ商品があまりの人気ぶりにあちこちで売り切れ、早くも高額での転売がなされるなど混乱が起きているそうです。 https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12189-20162449605/   さて、上記の例はどちらも商品の「販売価格」を巡って起きている混乱の実によくある好例です。 では、これらのニュースによって、コンサートのチケットもユニクロのコラボ商品も、価格が適正ではなかった、と結論付けて良いものでしょうか。   答えはYes であり、Noです。   経済学において、モノの価格は「需要と供給の均衡」によって決定されるといいます。 つまり、買いたい人が出せる金額と、売る人が納得できる金額が均衡するところで市場価格が定まるということです。株の取引やオークションなどをイメージしていただけると分かりやすいかと思います。   この考え方に基づけば、例えば上記のユニクロの例では「商品が一瞬で売り切れ、高額で転売されている」わけですから、「ユニクロが商品を需要・供給の均衡点よりもずっと安い価格で販売した」という結論が導かれます。 一方コンサートの例でいえば、この考え方で重要なのは「チケットが実際に売れる価格だったかどうか」のただ一点であり、ファンが怒っているかどうかは全く関係がありません。つまりこのニュースから価格の妥当性についての結論は出せないことになります。...

Written by RURI / Brand Director, CEO   November 1, 2020     「 Mr. & Ms. Cat 」ブランドストーリーをお届けする第12話。   今日から11月。 2020年もあと2ヵ月かと思うと、今年1年があっという間に終わろうとしていて、月日の早さに驚きを隠せません。   猫は1年に4歳、年を取ると言われているので、 我が家の2匹の愛猫は、この1年で、4年分の月日を経験していたことになります。 いつも変わらない姿で一緒にいるように見えて、私たちよりずいぶん早い月日の感覚で時間を過ごしていることに改めて気づかされると同時に、一緒に過ごす時間が、さらに大切に感じられます。   今週も愛猫との日々の暮らしの中で感じる、幸せな時間や愛おしい時間をテーマにしたコラム「わたしの好きな、猫との時間」をお届けしていきます。   日々の暮らしの中で、ちょっとした変化を感じる時間     今の自宅に引っ越してから、1年が過ぎました。   引っ越し後しばらくは2匹が家に慣れず、階段の上り下りもそろりそろりと緊張しながらだったので心配していましたが、今となっては、それぞれのお気に入りの場所で心地良さそうにくつろいでいます。...

Written by TAN / Architect, Creative Director, CEO   November 1, 2020     建築家の山之内淡です。 今回から前・後篇に分けて、現在世界で最も注目されている建築家であり、自分の師匠でもある、“藤本壮介(Sou Fujimoto)” についてご紹介したいと思います。   今回の前篇では、発表されたばかりの新作の紹介を中心に、藤本壮介(以下、藤本さん)という建築家の根本についてお話していきます。 藤本さんは、現在は主にパリを拠点としつつ、世界中を日々飛び回っています。 まずは、ここ数年で発表された新しい建築作品から、3作品ほどご紹介したいと思います。   1作品目は、数ヶ月前にフランスで竣工したばかりの集合住宅です。 日本でいうところの、分譲マンションにあたります。 * L’Arbre Blanc Residential Tower, Sou Fujimoto, 2020 * https://www.archdaily.com/918762/larbre-blanc-residential-tower-sou-fujimoto-architects-plus-nicolas-laisne-plus-oxo-architects-plus-dimitri-roussel?ad_medium=gallery...