BRAND DESIGN | 星占いは、“Art”である

Written by TAN

/ Architect, Creative Director, CEO

 

December 23, 2020

 

 

建築家の山之内淡です。

もうすぐ年の瀬ですね…今年も、みなさん、お仕事やご家庭の切盛り等々、お疲れさまでした。

 

今回は、少し肩の力を抜いて、なぜか昔から好きな “星占い” について、書かせていただこうと思います。

 



石井ゆかりさんの、3年の星占い

 

 

 



* 石井ゆかり, 3年の星占い 2021 ー 2023

* https://amzn.to/2Kmgyn5




奥さんの影響もあり、石井ゆかりさんの “3年の星占い” は、出版される度に買って読んでいます。

占いを信じているのか?というと、若干あやしいのですが…石井ゆかりさんの文章の前向きさや、温かいタッチの言葉がとても好きです。

 

自分は牡羊座です。

牡羊座は、属性が炎で、一番最初の星座でもあることから、群れの中から、いち早く前に飛び出すのが得意。

性格は、竹を割ったような性格で、はっきりと気持ちを言葉に出すため、攻撃的には見えるけれども、後には引かず、事が過ぎるときれいさっぱり忘れてしまう。

変化を続けたり、挑戦を続けていないと、気持ちが落ち込んできてしまう。

牡羊座には、そんなことが書かれています。



一方、奥さんは、牡牛座です。

五感や美的センスに優れていて、一度決心して歩き出すと、スピードはゆっくりであったとしても、決して止まることはない。

急激な変化が苦手ではあるけれども、変化のない退屈さは更に苦手。

牡牛座には、そんなことが書かれています。

 

石井ゆかりさんの本に限らず、星占いの本では、牡羊座も牡牛座も同じような内容です。

かなり当たっているなあ…と思います。

 

来年から3年間についての記述も、「あー、たしかにそうかも!」という部分と、「なるほど!そうなったら良いなあ」な部分と両方あり、いずれにしても前向きな気持ちになれるのがとても素敵だなあ…と思います。

 



しいたけさんの、しいたけ占い

 

 




* しいたけ, しいたけ占い

* https://amzn.to/3nAFl5h




もうひとつ、石井ゆかりさんの星占いと同じくらい好きなのが、しいたけさんの “しいたけ占い” です。

Vogue GirlのLINEアカウントにフレンド登録すると、毎週届きます。

 

上にご紹介しているのは、書籍版で、自分的には “しいたけ占い” の素敵さがぎっしり詰まっている名著だ…と思っています。笑

はじめての方には、特におすすめです。

 

LINEアカウントから送られてくる毎週の星占いも、もちろん素敵です。

しいたけさんの文章も、とっても魅力的です。

 

前向きで温かいタッチなのは共通なのですが、石井ゆかりさんとは個性が異なり、

しいたけさんの方は若々しさのある言葉といいますか…ポップさがあり、読んでいて気持ち良いです。

 



星占いは、“Art” である

 

 


今でも鮮明に覚えているのですが…

小学6年生のときの、両親からの誕生日プレゼントが、鏡リュウジさん著の、「自分を占うというよりも、他人を占うために使うタイプの分厚い星占いの本」でした。笑

 

星占いは、本質的には数学で、星回り等の要素を計算しているとすごくおもしろいんです。

子どもの頃から、そういった少しマニアックで、神秘性を伴っている物事に、興味があったのだろうなあ…と思います。



“Design” と “Art” は、似て非なるものです。

“Design” は、問題を発見し、問題解決すること。

“Art” は、問題を定義し、問題提起すること。

外から見ていると、両者は似ていますが、実際は全く異なります。

 

その意味で、星占いは、“Art” だと思います。 

問題を解決するというよりは、問いそのものを立てること、自身にとって大切な問いを自己認識することに対して、とても役に立つ。

そんな、古来から伝わる知恵のひとつなのだろうなあ…と思います。




もうすぐ年の瀬。

みなさんそれぞれの年末を過ごされると思いますが…

温かいコーヒーを片手に、星占いを読んで一年を振り返り、来年のことを考えてみるなど、個人的にはとてもおすすめです。

もちろん、愛猫と一緒に。

 

今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。





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